信憑性に欠ける情報

昨日のNY時間で旋風を巻き起こしたのが、ECBの量的緩和終了に関する報道でした。しかし昨日は「匿名」でのタレコミだったので、信憑性に欠けます。

でもECBの要人達が絡むとなると、信憑性は高まります。 プラートECB専務理事は、インフレターゲット到達に自信を示しました。また独連銀総裁は「量的緩和終了は妥当」と示したことも、材料です。これらを受けてユーロドルは1.171ドルから、1.176ドルへと駆け上がりました。

一方ドル円も好調で、念願の110円台を突破しました。アジア株が全体的に好調だったこと。アジア株だけでなく欧州株やNY株時間外取引も堅調だったことが、材料となったようです。 最近の市場はヨーロッパ関係でピリピリとしていたので、やっと楽になれた感があります。

これを受けたNY市場のほうはといいますとNYダウは、2万5,146.39ドルで前日比+346.41ドルとなりました。3月半ば以来の高値水準です。中国がアメリカからの輸入を大幅拡大する方針を提案したとの話があり、貿易摩擦懸念が後退しました。

欧州時間には110円台につけていたドル円ですが、NY早朝には109.8円まで下落。でもNY株に助けられた形となり、ドル円は再び110円台へと舞い戻りました。一方ユーロドルはと言うと、上がりもせず下がりもせずな状態です。

ただ一時期1.18ドルに乗るか乗らないかまで上昇したのが、大きなポイントとなります。7日に1.18ドルに乗り込むのかどうかが、勝負の決め手となるでしょう。 さて来週にはG7サミットが予定されています。貿易問題がクローズアップされると思いますが、色々と難しくなる予感がします。